サスマタアゴザトウムシ(Nipponopsalis abei)

昨日まで奄美大島に遠征に行ってきました。
もちろん目当ては固有種の生き物達でしたが、思いがけずこんな生き物にも出会うことができました。1
サスマタアゴザトウムシ雄(奄美亜種)

とんでもない顎を持つこのザトウムシ。
分布は広いですがどこでもそれほど多いというわけでもなく、さらに主に夜行性なので関東で見られる気がしないそんなザトウムシです。
残念ながら自力で見つけたわけではないですが、こんな不思議な生き物を撮影させてもらえたのはとてもありがたいです。
奄美に多いギンボシザトウムシとは明らかに違う雰囲気をまとっていて「これは?」と聞かれ見に行った瞬間サスマタだとわかりました。
この顎を使って獲物を捕まえ、切り刻んで食べるらしいです。
残念ながら数枚撮ったら石の隙間に潜り込んでしまったので次はちゃんと動いてるところも観察してみたいです。